日本のチョコレートと乳アレルギー

私はチョコレートが大好きなのですが、乳アレルギーを発症してから日本のチョコレート菓子がほとんど食べれなくなってしまいました。

国内の一般的なスーパーに並んでいる日本のメジャーなチョコレート菓子にはほとんど乳製品が使われています。

ネットや健康志向な商品を取り扱っているお店になら、日本産の乳不使用のチョコレートを見つけることが出来ることがありますが、普通に当たり前のように近所のスーパーで購入するというのはまだまだ日本では難しいです。

よく『ブラックチョコレートならミルク入ってないんから食べれるでしょ？』と聞かれますが、日本のメジャーなブラックチョコレートには乳製品がしっかり入ってます。

もう私はチョコレート菓子が食べれないと半ば諦めていたのですが、輸入菓子を販売しているお店に入った時にダメ元でチョコレート菓子を手に取り裏の原材料の表示を確認したところ、乳が含まれてないっ！　『えっ本当に！？』と思い、見逃しただけなんじゃないかと何度も確認しました。でも見逃したわけではなく本当に乳不使用のチョコレート菓子を発見することができました。

なんとなく私は、海外のお菓子というと『砂糖大量で甘過ぎて、着色料や添加物がいっぱいで、だから乳製品もあれこれ使ってそう』という勝手なイメージをもっていたのですが全く逆でして、海外の方が添加物を使用しない、乳製品を使用しない、乳以外にもアレルギー源を使用しない、ビーガンの方でも食べれるよう動物性のものを一切使用しない、など色んな体質やタイプの方の事を考えてそれぞれに対応した商品を色んなメーカーが出してくれているんです。

食品以外にも言えることてすが『皆と同じが安全です。皆と同じが普通です。多数の方が正しいです。多数の方に合わせましょう。少数派は諦めてください』といったような考えはもう日本独特の考え方になりつつあるんじゃないでしょうか。そこまで偏った考えは海外ではあまりみられず、皆が一緒でなくていいこと、違いがあることは当たり前のこと、それぞれを認め合いそれぞれに合わせたものをという姿勢とそれらへの対応は海外がはるかに進んでいます。そういった対応においては先進国の中では日本は最下位を争っているんではないでしょうか。

日本でもアレルギーやベジタリアン、ビーガンの人でも美味しく食べれるようにと商品を開発してくださっている個人さんや、企業さんももろんいらっしゃいますが、やはり海外に比べるとまだまだ少ないです。

国内でそういった商品を開発してくださってるところを見つけると神のように見えます。いや本当に。

それくらい日本のチョコレートには乳製品が使用されていて、乳アレルギーの人には対応してくれないと言うことです。

日本の食べ物は本当に健康的なのか

日本の加工食品の実態

日本食はヘルシーとよく耳にするので、日本の食品(お菓子やら加工食品)も海外のものに比べたらそんなに身体に悪くないイメージを勝手にもっていたのですが、ある時から一部の食品に対してアレルギー症状が出るようになり、パッケージ裏の表示を見てアレルギー物質が入ってないと確認してからでないと口にすることができなくなりました。

それで分かったのですが、日本の食品にはやたらと添加物が多いこと多いこと！それまで全く気にも止めていなかったのですが、添加物以外にもこの食品にこんなの本当に必要あるのか？というものまで入っているものも多く驚きました。

私の場合、色々な食品にアレルギーがあって一番強いアレルギー症状が出るのが乳製品なのですが、日本の食品は乳糖(乳糖に関してはアレルギー反応が出る人は少ないそう。乳糖はアレルギー源でないなど賛否両論はあるみたいですが実際に症状が出ている人もいるよう。私もその一人です。)、全粉乳、ホエイ、脱脂粉乳、カゼインナトリウム、乳由来のイーストなど乳由来のものをやたらと使いたがります。

和食は本当に体にいいのか　安心できるのか

海外セレブの中にも身体にいいからと取り入れていらっしゃる方もいる日本食（和食）ですが、ジャンクフードとか揚げ物とかと比べると日本の煮物は油も使わず確かにカロリーの面ではヘルシーかもしれませんし、焼き魚と自分で出汁を取って作ったお味噌汁とお漬け物という昔ながらの本当にシンプルなものでしたら体に良いと思いますが、安い醤油･みりん風調味料･だしの素とかいった無添加じゃなく添加物だらけのものでしっかり味付けしてる煮物だったら、肉を塩コショウだけで味付けしてオリーブオイルで焼いてレモンを添えただけとかの洋食の方がよっぽど健康的なんじゃないかと。また添加物だけに関わらず加工食品には色んなものが入っているので、アレルギーがある人にとっては後者の方がよっぽど安心できます。だしの素に乳糖が入っているものもありますからね。

ただ私は徹底したり神経質になりすぎるのがあまり好きじゃないし、添加物を全部気にしてたら食費がかなり高くなるし、添加物だらけのものを食べてても長生きする人は長生きしてますし、一概には言えない部分もあると思うのである程度は添加物も摂取しておりますが、ただアレルギーっ子が増えているこのご時世でも、いまだ日本はアレルギーの原因になる添加物でも使い過ぎているように感じます。味や、日持ち、身体への吸収率とか他にも色々意味があって使われているのかもしれませんが、アレルギーの出ないもので代わりがあるなら、それを使っていただけたらいいのになぁと感じます。

まぁ、まだまだ日本の現状ではアレルギー持ちさんは体質改善に励むのが一番なんでしょう。

ごあいさつ 良いものは世界中から

健康の為、ダイエットの為、肉体改造の為にと気をつかっておられる方最近増えてますよね。炭水化物抜きダイエットとか身体に害のあるものは一切食べないとか、筋肉の為に極限まで追い込んだり徹底されてる方もいらっしゃいます。でも私はそこまでするのはあまり好きではありません。決して徹底されてる方を否定しているわけではないですよ。意思を持って自分に厳しくされて凄いと思います。ただ、私には出来ないだけってことです　f^∀^；

それと私にとっては『食べたいものが食べれる』て、やっぱりすごく幸せだと思うんです。

何でかって、私はあるときから食べたいものが食べられなくなったからなんですがね。

で、また食べられるようになる為に現在は体質改善中です。また詳しく書きますが、元気だった身体が急に思うように動かなくなったり大好きだったものが急に食べられなくなることって本当にあるんです。

『また美味しいものを食べれるようになりたい！』『また疲れ知らずの身体に戻りたい！』という思いから色んなことを試し、あれじゃないこれじゃないと試行錯誤しておりますと、とっても良い商品(お菓子やサプリメントｅｔｃ)にめぐりあったり自己流の健康法を見つけたり、たくさんの良いものに出会えることが出来ました。そして体質もかなり改善されてきました。ただ、その良いもののほとんどが海外から取り入れたもので気がつくと我が家は色んな国の知識にお世話になっておりまして、私の身体も我が家も今じゃ多国籍から出来ております。

日本人なので日本のものが身体に合いやすいということも確かにありますが、私は日本のものだけではここまで改善することも食事に満足することも出来なかったと確信しています。これからも楽しい食事と完治の為に良いものを取り入れ体質改善を楽しんで行こうと思っております。　

せっかく世界は広いんだから、良いものは世界中から取り入れなきゃもったいない！！